Webブラウザの脆弱性を突いてコンピュータにマルウェアを感染させる攻撃が横行している実態を踏まえ、サポート期間を延長する。[鈴木聖子,ITmedia]
米Googleは10月16日、2014年4月でMicrosoftのサポートが終了するWindows XPについて、Webブラウザ「Google Chrome」は少なくとも2015年4月まで、XP向けにも通常のアップデートやセキュリティパッチの提供を続けると発表した。
Googleのブログによると、XP向けChromeのサポート期間延長は、脆弱性が放置されたWebブラウザを使ってコンピュータにマルウェアを感染させる攻撃が横行している実態を踏まえた措置。マルウェアやフィッシングなどの攻撃を防ぐため、2015年4月まではXPにもこれまで通りChromeの最新版を自動的に配信し、脆弱性の修正などを行う。
XPは、Chromeのユーザーを含めてまだ相当量のユーザーが使い続けており、多くの組織がXPからの移行に問題を抱えている可能性があるとGoogleは指摘。「われわれの目標は、この移行期間の間、XP向けChromeのユーザーをサポートすることにある」と説明している。
なお、Chromeには旧バージョンのブラウザ対応のWebアプリを使っている組織を支援するための「Legacy Browser Support」という機能がある。これを使えばChromeと別のWebブラウザを自動的に切り替えることができ、Chromeをメインブラウザに設定したうえで、特定のWebアプリに限ってサポートが終了したレガシーブラウザに切り替えることができるという。→オリジナル記事はこちらです
XPでInternetExplorerを使い続けるのは危険です
2014年4月9日以降、XPのサポートが終了するため、ホームページを見るためにInternetExplorer(インターネットエクスプローラー)を使い続けるとウイルス感染のリスクが高くなります。
WindowsXPのパソコンを今後も使い続ける必要がある方は、chrome(クローム)のご利用をご検討ください。
セキュリティ面だけでなく、chromeのほうがインターネットが快適に(早く感じる)お使いいただけると思います。
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